緊急事態宣言明けの10月2日、東京から電車+バスで奥日光ハイキングへ行ってきました。
湯本温泉から竜頭の滝まで約9km、のんびり3時間半、おまけとしてバスに乗って華厳の滝も見てきたのでご紹介。
東武日光駅(8時半)
朝6時に出発し、北千住から東武鉄道のリバティけごん1号に揺られて1時間40分、東武日光駅に到着です。雲ひとつない晴天でハイキング日和\(^o^)/
ハイキングのスタートは湯元温泉バスターミナル。8:44発のバスに乗ろうとしたら、既にハイカーの人たちで長蛇の列でした。
早く並ばなきゃダメね。
駅で食べ物買ったり、駅前うろついてたら当然座れず、30分ぐらいは立って乗車となったよ
バス料金:1,750円
所要時間:約1時間半
※2021年10月現在
湯ノ湖・スタート(10時半)
スタートラインである湯元温泉バスターミナルで下車すると、硫黄の匂いで迎えられました。でも、今回は温泉がメインでないので源泉とかは行きません。
まずは近くにある日光湯元ビジターセンターに立ち寄り、周辺情報をチェック!
ようやく歩きだすと、すぐに湯ノ湖が現れました。
後ろにそびえ立つ山が、日本百名山のひとつ男体山ね。
湯滝(11時5分)
湖畔沿いの山道をテクテク歩いたあと道路に出ると、近くでゴオオーッとすごい水音が(゚д゚)!
前日まで台風接近してたこともあり、すごい水量がどんどん流れ落ちてます。これが湯滝ね。
10分もかからず下山して、滝壺から湯滝を見上げると、迫力に圧倒されました。
私は降りるからラクだったけど、たくさんの人が登ってくるよ。大変だけど皆さん頑張って〜
湯滝レストハウスで焼団子を発見。炭火でジワジワと焼色をつける団子に、手が伸びてました。
甘酸っぱく、ほのかに香るゆず味噌がかかってて、美味しい♪
甘いもので満たされ、歩きだすと、ちょっと物々しい「シカ侵入防止柵ゲート」が待ち構えてます。
奥日光各地ではシカの増加による生態系への影響対策として、侵入防止の柵を設置してるんだって。
この場所以外でもあちこちこのような対策に出くわしたよ。
ずっと平地か下り階段だったものの、もちろん登り坂も。ただキレイに整備されていて、歩きやすいです。
フフッ、ぷっくりとしたキノコ見っけ。
紅葉は殆ど見られなかったのに、私の顔と同じぐらいのサイズの葉っぱがキレイに色づいてました。
お昼ごはん(12:00)
戦場ヶ原の手前に休憩スポットがあり、ちょうど12時になったのでランチターイム。1時間前に夫とお団子はんぶんこして食べたのもどこへやら〜いただきます。
昼ご飯は東武日光駅売店で買った日光むすび。牛しぐれ味と山椒味のおむすび2個に、漬物と黒豆が入って470円。
なぜか家庭的な味がするおむすび、白飯と山椒がいい塩梅。黒豆煮も甘すぎず、食後のデザート♪
ちゃっちゃと食べて、さらに整備された道をテクテクテク…
戦場ヶ原(12:15)
おむすびを取り出してから15分後には、戦場ヶ原を歩いてました。
ガイドブックのまっぷるには、「下草が紅葉してモザイク調の絨毯のような絶景が広がる!」と書いてあったけど、なんか思ってたのと違う…
イメージしてた秋の戦場ヶ原とは違うけど、自然研究路として道が整備されていて歩きやすく、ダイナミックな山々を見渡しながら歩くのは気持ちよかったです。
湿原なだけに坂道はなく、舗装された道で歩くの楽ちーん。
しかも戦場ヶ原に流れる湯川は水が澄んでて美しく、鴨などの野鳥を楽しむこともできたし最高。
竜頭ノ滝・ゴール(14:00)
途中の赤沼茶屋に立ち寄り、ソフトクリームをペロリ。湯川に戻ってさらに自然研究路を歩くとガッツリ下り階段がありました。
坂道下って竜頭ノ滝がババーン。ここも華厳滝、湯滝と共に奥日光三名瀑の一つと言われ、水量がスゴイ。
のんびり写真撮りながら歩いて3時間半、ハイキング終了(≧∇≦)/
おまけ:華厳の滝(14:45)
おまけといったら失礼だけど、奥日光ハイキングを終えてもまだ14時と早かったので、竜頭ノ滝からバスに乗り、華厳の滝も見ときました。
写真だと華厳の滝の迫力を撮すことなんて難しすぎる。
いやー、高さ97メートルの段壁から一気に落下する壮大な滝は、下から見ると更にすごいや。
和歌山・那智の滝、茨城・袋田の滝に並ぶ日本三大名瀑の一つだけあるよ。
※ちなみに華厳の滝を下から見るには、有料のエレベーターで行くしか方法ありません。
最後に
紅葉にはまだ早い10月初旬の奥日光、晴れてたら壮大な山々に囲まれ、見晴らしよく気持ちいいハイキングが楽しめます。
ガイドブックでは竜頭ノ滝から湯滝のプランが紹介されてたけど、逆ルートのほうが滝を下るコースとなるので上り坂がほぼなく楽でした。
だからといってハイヒールとかはダメ。歩きやすい服装や靴でお出かけしましょ。
そして華厳の滝ほどではないしても、無料で楽しめる奥日光三名瀑のひとつ湯滝、これは絶対見るべし!