土曜の昼間は茶道のお稽古です。
茶道を始めたのは、大学で陶芸専攻してる母が後期授業が始まった時に先生から言われた言葉がきっかけでした。
「これから作るお茶碗を使い、焼きあがった作品で年末にお茶を立てて楽しみます、◯◯さんは年齢的にも茶道嗜んでますよね」
出来ないと恥ずかしい!と慌てて近所の人に茶道プライベートレッスン頼むことに。
「一人で茶道稽古はちょっとあれだからついてきて」と言ってくる母。
私もきもの着る機会が増える、しかも1レッスンお菓子代込1,000円で教えてくれ安いってことで一緒に習い始めたのですが、大変なことに足を突っ込んだと気付かされました。
先生のご自宅から、お稽古場所の公民館まで送り迎え含め5時間コース。
私は実家まで行く時間と着付け&へア&メイクで1時間半早く動くことになり、朝から動いて夕方まで1日がかりのレッスンです。
茶道の興味、知識ゼロのまま挑んだ授業は最初わけがわかりませんでした。
そもそもお茶を飲むだけで、この長いパフォーマンスは何?
しばらく続けてみないと答えはわかりそうもありません。

私の茶道課題5点

・正座が超苦手
・餡が嫌い
・歴史うんちくが興味ない
・お茶(煎茶、ほうじ茶等)を普段飲まないから、お茶の美味しさがよく分からない
・左利き
苦手なことが勢ぞろいなのに、考えなく勢いで茶道を習い始めたらやっぱ難関だらけでした。
先生の話を聞いてるだけでしびれが我慢できず脂汗、足崩したい…
許しをもらって崩すのですが、なんともみっともないです。

最初のレッスンはワルツ?

最初はお客としての立ち居振る舞いを習いました。
茶室に入るだけでも大変で、掛け軸の眺め方、風炉の観賞、自分の座る位置など課題がたくさん。
畳の歩き方から注意をうけます。
茶道は足さばきを覚える!ということを、習う前に誰かはじめに言っといて下さい。
おもてなしの心やお茶を楽しむために学ぶのよーって聞いてたのに歩くだけでこんな大変なんて。
表千家の茶道足さばきはワルツのようです。
畳半畳を3歩で進む、ワンツースリー、ワンツースリー。
スカートで習ってる母は大股になりやすく、5歩で畳から出ようとして何度も注意を受け、思うようになりません。
着物だと足幅広げられないからたいして難しくないのですけど、考えながら歩いてたら無意識にバランスをとろうと綱渡りするかのように腕が上がり、ペンギンのようになってしまい先生に腕を下ろすように指導されます。
方向変換で歩数が合わずまた先生に指摘され、座るまででも大変。
何気なく歩いてるようでルールあるんですね。

ホッと一息、和菓子

歩くだけで緊張のあまりのどが渇き、苦手な上生菓子が喉を通りません。
(お茶を先に頂きながら並行してお菓子を食べる流れだといいのに)
お菓子を頂いてる間に亭主(この日は先生)がお茶を点てます。
最初は汚れてるわけない道具をなぜ人前で綺麗に拭き、長々と茶筅の先を確認したりするんだと思ってました。
持ってくる前に完璧な状態にしてればいいのにと。
もてなしの心です
道具の手入れをパフォーマンスするかのように披露することで、客に気を配ってることを伝えると教わりました。
一応理解したけれど、足がそろそろしびれて辛い…
そして茶室退席まで習い、初回はほんと我慢大会でした。
母と2人だけで習っているので「お招きありがとうございます」「もう一服いかがですか?」など親子で改めて丁寧語を使うのも照れるし、色々役割あり責任重大な「正客」の譲り合いも発生。
母は袱紗さばきが何度やってもわからず、未だ手品のようだ!と言っています。

4回目の稽古を終えて

まだ面白さはわかりません。
そもそも甘いのが苦手ということもあり、生菓子の美味しさを感じるのにも慣れが必要のようです。
子供の時ピーマンが苦手で大人になってから苦味がうまいと言えるようになったように。
せめて足のしびれが軽減するようになったら…

私にとっての茶道の魅力

ただお抹茶を立てるパフォーマンスの美しさ、先生のスッとした振る舞いの魅力は分かってきました。
着物でお出かけした時、畳の部屋で自然に優雅で美しい振る舞いが出来たら素敵。
キョロキョロしながらお抹茶飲むより、自然にマナーをこなして季節を感じながらお抹茶を味わう。
そして楽しく亭主との会話ができれば居心地悪いなんてこともなく、素敵な時間を過ごすことができると思います。
人それぞれ茶道への思いはあると思いますが、私にとっては眠いうんちく、しびれる足、苦手な餡で面白くないけれど、みんなどんなきっかけで始めるのか少し気になりました。


洋服で茶道を習う場合、胸元に袱紗や懐紙をしまったり、腰に袱紗を引っ掛けたりすることがむずかしいです。このベストなら洋服でも学びやすいかも。